山の上のHACHI



主人から聞いた話です

主人の職場は、小高い山の上にあります

年末、その職場に1匹のワンコが迷い込んできたそうです

どうやら飼い主さんとはぐれてしまったようで、主人や人の姿を見ると尻尾を振って
「飼い主さんを知りませんか

というような目で訴えかけてくるそうです。
あくる日もあくる日も、そのワンコは同じ場所にいたそうです。
とても寂しそうな目で。
食事もままならず、日に日にやせ細っていくのが顕著で、主人はとても胸を痛めていました。
年が明けても、弱弱しくなったワンコは変わらず同じ場所にいます。
このままでは保健所に連絡されてしまう

毎日、ワンコ情報を聞いていた私はどうしようもない気持ちでいっぱいでした。
つい数日前、事態は一変。
飼い主さんが見つかり、無事保護されていったそうです

飼い主さんとどういう経緯ではぐれてしまったのかは謎ですが、飼い主さんを信じて、食事もとらずにその場を動かずひたすら待っていたワンコを思うと、もうこんな目にあわせないでほしいなと思います。
犬は人に付く、というのは本当なんだと思った出来事でした。
「ハッピーエンドでよかったです。」

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